この度、モンドルキリ州の養蚕工場で作られた国産の生糸をタケオ州にて天然染料で染め、伝統的な織り方で織り上げられた、100%カンボジアで出来上がった着物用の反物が織りあがってきました。美しい光沢のある深い色合いの反物を、本きもの松葉の催事にて初発表させていただきました。ご覧になった皆様から大変ご好評をいただき、私たちもとても嬉しく思っております。
この反物はモンドルキリ州とタケオ州の人たちの雇用を生み出し、絹織物の伝統技術の継承にも貢献できると、カンボジアのテレビニュースで取り上げられ、ネットニュースにも掲載していただきました。これからもカンボジアと日本とで絹織物を通して互いに発展していけるよう頑張って参ります。