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お知らせ
NEWS
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2024年9月6日
「今年5回目のカンボジアへ」
8月末に、今年5回目となるカンボジアへ。今回は初めて出来上がったカンボジアシルクの着物にクメール奇跡絣帯を合わせ、王宮前の広場で撮影をしました。想像以上に王宮とカンボジアシルクの色合いが引き立てあって良い写真を撮ることができました。またサイト内で公開したいと思っています。
そして、絹織物の産地タケオ州で着物の反物を織って下さっている職人さんのご家庭を訪問しました。職人さんのおうちは国道からさらに奥まった地域にあり、このような環境でアンコール王朝の時代から変わらぬ伝統技術で織り上げられる絹織物の尊さを改めて感じることができました。
2024年8月8日
「京都本社事務所を移転しました」
去る7月29日に、8年過ごしました高辻の本社事務所を移転いたしました。新事務所は今までの事務所から徒歩数分の場所です。引っ越しをした7月29日は今年一番の開運日だということで、スタッフ一同とても喜び、心新たにますます頑張ろうと張り切っております!通りに面した一階で、広くなりましたのでお近くにお越しの際にはお気軽にお立ち寄りください。
新事務所
京都市下京区西高辻町218番地アベニュー高辻100号室
2024年7月17日
「カンボジアの伝統絹織物の着物」
この度、モンドルキリ州の養蚕工場で作られた国産の生糸をタケオ州にて天然染料で染め、伝統的な織り方で織り上げられた、100%カンボジアで出来上がった着物用の反物が織りあがってきました。美しい光沢のある深い色合いの反物を、本きもの松葉の催事にて初発表させていただきました。ご覧になった皆様から大変ご好評をいただき、私たちもとても嬉しく思っております。
この反物はモンドルキリ州とタケオ州の人たちの雇用を生み出し、絹織物の伝統技術の継承にも貢献できると、カンボジアのテレビニュースで取り上げられ、ネットニュースにも掲載していただきました。これからもカンボジアと日本とで絹織物を通して互いに発展していけるよう頑張って参ります。
2024年6月27日
「オリジナル商品の開発」
今年三度目のカンボジアです。昨年から取り組んでいるカンボジアの伝統織物を使ったオリジナル商品の開発のため、タケオ州の職人たちとミーティングをしました。少しづつ思いが通じ合い、共に作り上げていく喜びが感じられ、今回は大きな手応えを感じることができました。プノンペンから車で2時間ほどの距離ですが、大都会のプノンペンとは全く景色が違い環境も違います。来るたびに新たに知るカンボジアの様々な姿に、私自身、日々の生活への感謝の気持ちと、未来に向けて真摯に努力する勇気をもらいます。カンボジアの皆さんと良い未来が築けるように頑張ります。
2024年6月9日
「伝統絹織物 ピダン」
カンボジアの伝統織物の一つに絹絵絣があります。もとはお寺の仏像の上の天蓋に飾られることから天井を意味するピダンと呼ばれています。人々はこのピダンを自分や家族が無病息災、平穏無事に生きていけるよう、願いを込めて織り上げていきます。まるで絵画のようなピダンはカンボジアの宗教的世界観を表すモチーフ、ナーガや生命の樹、象や鳥などが描かれ、仏教の説話のひと場面が描かれたりします。そのどれもがとても精緻で高い技術が必要な絹織物です。内戦前からもこのピダンを織ることができる織り手は限られ、今、その技術の継承が危ぶまれています。私たちはこの素晴らしい技術が存続できるよう協力していきたいと思っています。
2024年4月17日
「アンコール・ワット遺跡群へ」
カンボジアの伝統織物の産地であるタケオ州に引き続き、カンボジアの世界遺産アンコール・ワット遺跡群へ、撮影のために訪れました。12世紀に最盛期を迎えたクメール王朝の時代、王宮には絹織物の工房がありました。カンボジアにはカンボウジュ種という黄金の繭を作る蚕が昔から養蚕され、その糸で織られた美しい絣織の織物は質の良い素晴らしい織物としてタイやインド、そしてヨーロッパへと輸出されていました。クメール文化の象徴であるアンコール・ワットを訪れ、また一つ、カンボジアに近づけたような気がしました。
2024年3月26日
「みらいのたからばこで型染め友禅体験」
3月23,24日に、京都の淳風小学校跡地で開催された「みらいのたからばこ」にて、京友禅作家二代目春宣の中西先生にご協力いただき、子供たちに型染め友禅の体験をしてもらいました。多くの子供たちが一生懸命染めをして、型を外して出来上がりを見る顔が嬉しそうに輝いていて、私たちもとても嬉しく思いました。ブースには初代春宣の貴重な着物に、エコフルールの中清悦子さんにアーティフィシャルフラワーで春らしく装花していただいてフロスソムニオラムを展示。春らしく華やかにブースを盛り上げてくれました。
2024年3月15日
「本きもの松葉にてクメール奇跡絣帯の販売会」
カンボジアシルクを使い製作したオリジナル帯「クメール奇跡絣帯」の新作が少しづつ出来上がってまいりました。
そしてこの度、本きもの松葉の催しにてお客様にお披露目し、この帯が並んでいる様子を撮った写真をカンボジアで一緒に活動している方々にも送り見てもらいました。
クメール絣の産地、タケオ州を取材した動画もこのホームページの「クメール奇跡絣」のページにてアップしております。
日本とカンボジアの、伝統技術を通じての交流がますます発展していくよう励んでいきたいと思います。
2024年2月22日
「タケオ州でクメール絣の技術指導が始まりました」
カンボジアシルクの事業を私たちと共に活動している現地のスタッフが、カンボジアの経済財政省傘下の機関から助成金を得ることができ、今月からタケオ州の作業場で、クメール絣の技術を教えるスクールを開設しました。
カンボジアの女性の自立を目指し、クメール絣の伝統的な、染め、括り、織りを習得することによって絹織物を製作し収入を得ることを支援します。私たちも日本でタケオの素晴らしい絹織物を広めていくことによって、カンボジアの支援に繋げたいと思っています。現地で皆さんと気持ちを合わせ笑顔いっぱいの写真です。
2024年1月31日
「遊びを通じて仕事も防災も学ぼう」を目指す“JAPAN KIDS FES”と、子供たちの「夢」と「希望」、地域共創で叶えるウェルビーイングを掲げる“みらいのたからばこ”とのコラボイベントが3月に京都で催されます。みらいのたからばこ実行委員の鵜飼さんと弊社大阪事務所にてイベントの打ち合わせをしました。私たちは子供たちに友禅の型染め体験をしてもらい、日本の伝統技術の詰まった着物の美しさを感じてもらいたいと思っています。淳風小学校跡地にて、3月23日、24日開催です。
2024年1月16日
「クメール奇跡絣帯の打ち合わせ」
クメール絹絣を使ったオリジナル帯の新作の打ち合わせに西陣織の老舗、京藝さんへ行って参りました。今年もさらにカンボジアシルクの商品を充実させようと、伊豆蔵社長から色々な案をお聞きしながらお話をさせて頂きました。
何もかも手作りのカンボジアシルクはなかなか量産できませんが、一点一点が唯一の特別感を感じる素晴らしい織物です。その魅力を皆さまにお伝え出来ますよう、素敵な商品を制作していきたいと思います。
2024年1月1日
「2024年 明けましておめでとうございます」
昨年はカンボジアシルク、フロス ソムニオラム、という新しい京都遊美の活動をスタートさせた年となりました。
今年も引き続き、着物を日本の伝統として大切に引き継いでいくことと、その伝統の素晴らしさを新しい形で広く発信していくことができますよう、京都遊美ならではの感性を創り上げていきたいと思います。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年12月18日
「ふたたびタケオ州へ」
私たちがオーダーしているカンボジアのゴールデンシルクを使ったクメール絣の織物の製作過程を確認するため再びタケオ州へ。
熟練の技を持つ80歳のグランマを始め、現地の職人の皆さんで一生懸命に取り組んでいただいています。
写真はグランマが糸を括っている工程。私たちのオーダーは今までしたことがないパターンでベテランのグランマですら何度もやり直しているそうです。
天然染めのための木の皮が干されていたり木の実をすりつぶしていたり、全てが手作業で作られるクメール絣の絹織物。カンボジアの皆さんに全てを託し、出来上がりを楽しみに待つことにします。
2023年11月20日
「みらいのたからばこのブースディスプレイ」
咲洲プレ万博の公式プログラム「みらいのたからばこ2023 in 大阪」が11月11,12日にインテックス大阪で開催されました。そのプログラムの一つ、「こども・おしごと体験」に出展された矢田青幸先生のフローリスト体験のブースディスプレイとしてフロス ソムニオラムを採用していただきました。子供さんのイベントということでピンクと水色の振袖を可愛くコーディネートし、万博のキャラクターであるミャクミャクのぬいぐるみを抱っこさせてみました。矢田先生にお花を生け込んでいただき、ブースの入り口に展示し、たくさんのご来場の方々の目に留めて頂きました。
2023年11月1日
「華道家矢田青幸先生の青幸会」
着物と花のディスプレイ「flos somniorum-フロス ソムニオラム-」を、草月流の華道家矢田青幸先生による「「青幸会」の会場装飾として採用していただきました」
お花の会にふさわしいグリーンの振袖を少し大人っぽくコーディネートし、青幸先生にお花を生け込んでいただきました。ラ・フェットひらまつの華やかな会場に文字通り花を添えられたかと思います。
これまで作品撮りとしてフロス ソムニオラムを作って参りましたが、今回が初めての会場ディスプレイとなりました。たくさんの方に目を留めていただきご好評をいただきました。
今後も様々な場でディスプレイ提案をしていけたらと思っております。
2023年10月20日
「クメール絹絣」
カンボジアで生産されたゴールデンシルクを使い、織物の産地タケオ州で織られたクメール絹絣を弊社独自の商品へと開発するため再びプノンペンへ。シルクショップオーナーのソカさんと相談しながら新たなチャレンジをしています。
カンボジアの伝統的織物、クメール絹絣は設計図が無く、それぞれの頭の中で考えて糸を括り、染め、織り上げていきます。
この伝統技術を守るため、そしてタケオ州の職人たちを守るため奔走するソカさん。私たちの活動もその一助になることを願っています。
2023年9月7日
「カンボジアのシルクプランテーションの視察へ」
プノンペンから北へ車で7時間ほどのモンドルキリ州に向かい、カンボジア政府顧問のメイ・カリヤン氏の案内で、カンボジア日本大使館の谷内公使をはじめ、政府の方々と一緒に養蚕施設を見学させていただきました。
モンドルキリは気候が良く桑の生育に向く地域なので、この地で養蚕を普及させたいとメイ氏の熱い思いで養蚕施設が作られました。写真は桑畑の前で撮ったものです。
私もこの地にもっと広大な桑畑ができ、現地の農家の皆さんによってゴールデンシルクがもっとたくさん生産できるよう活動していきたいと思います。
2023年8月22日
「flos somniorum 作品撮り」
着物と花とで空間を華やかに彩りたい、身に纏うだけではない着物の美しさを表現してみたい、という試みの「flos somniorum-フロス ソムニオラム-」のイメージを、第一回目から引き続きフラワーアーティストの井上樹さんとフォトグラファーの戸板直哉さんとにお願いして作品撮りをして頂きました。
色々な場で、日本の伝統美である着物を新しい形で世界中の方たちに驚きを持って受け入れていただけたら・・・
そんな思いで取り組みました。
2023年7月27日
「オリジナル商品・クメール奇跡絣帯」
弊社オリジナル商品の「クメール奇跡絣帯」は西陣織物の老舗、株式会社京藝様にご協力を頂いております。
クメール奇跡絣のページにもありますように、カンボジアと日本の伝統織物のコラボレーションで生まれました「クメール奇跡絣帯」には両国の伝統技術の継承を願い、未来への希望が込められています。
株式会社京藝様本社にて、伊豆蔵社長と新作の打ち合わせをさせて頂きました。
2023年7月21日
「王立プノンペン大学内のクメール・シルクセンターを訪問」
王立プノンペン大学内にあるクメール・シルクセンターをメイ・カルヤン理事長の案内で見学させていただきました。
繭をイメージした形の建物の中では国産蚕の研究、絹製品の開発、生産が行われています。
センターの建設費用の一部は、日本の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」からのものだそうです。
2023年7月20日
「プノンペンのジャパンショップでイージー浴衣販売」
カンボジア、プノンペンのジャパンショップでイージー浴衣を取り扱っています。在カンボジアの日本人の方に人気の日本の食料品、日用品を揃えているお店です。イオン3号店にも系列ショップがあり、そこでもイージー浴衣を取り扱っています。
2023年7月19日
「カンボジア、タケオ州の織元へ」
クメール絣の産地の一つであるタケオ州へ、各家庭での昔ながらの制作風景を見学させていただきました。
タケオ州はプノンペンから車で南へ3時間ほどのところです。
高床式の家の庭先に織機が置かれ、糸括りや染め、絣織の技術はお母さんから子へと受け継がれていきます。
この日お会いしたのは80代のベテランさん、そしてまだ30代だけれど20年のキャリアをお持ちの女性です。
細かい絣の織物を設計図も無く織り上げていきます。
2023年7月18日
IKTT(クメール伝統織物研究所)、「伝統の森」を訪問
カンボジア、シェムリアップにあるIKTTのゼネラルマネージャー岩本さんを訪ね、「伝統の森」で絣織の制作過程を見学させていただきました。
「伝統の森」はシェムリアップから車で1時間ほど、森本喜久雄氏がカンボジアの伝統の絹織物の復興のために立ち上げたプロジェクトで、森を再生し、村づくりへと発展しています。
そこではカンボジアの伝統的な糸作り、染め、織りが行われ、制作された織物はアンコールワット市街にあるIKTTの工房で販売されています。
2023年6月28日
WEBサイトリニューアル
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